10月10日(火)は毎年恒例の「地域校外学習」でした。今年は栗柄方面での学習でした。移動は市バスにお世話になり、低学年と高学年で時間差を付けて、3か所を見学し、西紀のことについて学習を深めました。
倶利伽羅不動の滝・分水界では、栗柄地区の自治会長さんに案内いただき、滝の種類なども聞きました。「丹波のむかし話」にも載っている民話のお話も聞き、興味津々でした。また、身近で滝を見ることができ感動している子がたくさんいました。
栗柄ダムでは、丹波土木事務所の方に説明をしていただき、楽しいクイズ形式でダムの役割などを学びました。子どもたちは、学校に戻ってから「学校のプールの1000倍以上の水をためられるんやって!」「ダムの点検などをする地下室にも入らせてもらった!」「電車の駅みたいやった!」等と興奮しながら話していました。
西紀高齢者創作館では、綿繰り機体験をさせていただいたりはた織りの実演を見せていただいたりして、子どもたちは目をきらきらと輝かせていました。学校に戻ってから、「綿から糸ができるなんて知らなかった!」「種と綿が分かれて出てくるのが面白かった!」「思ったより重くて力が必要だった。」などと嬉しそうに話す子もいました。
今年も、里づくり振興会から6名の方に同行いただき、一緒に西紀の文化や施設を学ぶことができました。最後の挨拶で「みんなのおかげで、私も、西紀に住んでいるけど3つとも初めて行って、とてもよい勉強になりました。」「機を織られているところを実際に見せてもらって嬉しかった。」とおっしゃる方もありました。地域の方とともに、大切なふるさと西紀のことを学ぶことができよい校外学習になりました。